近畿の2府4県などでつくる関西広域連合は19日、大阪市内で広域行政のあり方を議論し、兵庫県の斎藤知事は「より多くの人やモノを関西に取り込むことが大切」などと意見を述べました。
関西広域連合の会議には兵庫県の斎藤知事をはじめとした近畿2府4県の知事らが出席し、広域連合の将来や地方分権について意見を交わしました。
会議の冒頭、広域行政のあり方を検討してきた有識者でつくる委員の代表が仁坂連合長に提言書を手渡し、「雇用を重視した経済政策を進めること」や、「関西が一体となって文化を発信していくこと」などを提言しました。
提言を受け、兵庫県の斎藤知事は「より多くの人・もの・投資・情報を関西に取り込むかが大切」などと意見しました。
このほか関西広域連合は積極的なワクチン接種を呼び掛けるなど、関西で感染を広げない宣言を採択しました。