県立明石公園で希少な小型のラン「セッコク」が開花し、見ごろを迎えています。
木の上に咲く可憐な花。 岩の表面や大木に生える小型のラン「セッコク」です。 「セッコク」は乱獲などで数が減ったため採取することが禁止されていて、県のレッドデータブックのAランクに指定されています。
明石公園の「花と緑のまちづくりセンター」では、姫路市に住む日本石斛(せっこく)保存会の三村雅之さんからおよそ40種類のセッコクを譲り受け、センター内にあるクスノキに取り付けました。
セッコクは5月中旬から順に咲き始め、白やピンクの小さな花が甘い香りを漂わせています。セッコクの花は5月下旬ごろまで見ごろだということです。