兵庫県丹波篠山市では、特産品の「丹波篠山茶」をPRしようと、お茶の魅力に迫るツアーを実施しています。
このツアーは「丹波篠山茶」の生産組合が新茶の茶摘みが始まる時期に合わせて魅力をPRしようと始めたもので、歴史や特徴を学ぶほか、昔ながらの衣装を羽織っての写真撮影や茶摘みの体験などが企画されました。
県内でも有数の日本茶の産地・丹波篠山市では、およそ1200年前の平安時代に栽培が始まったとされ、昼と夜の寒暖差が大きいため、高い質の茶葉が育つとされています。
しかし、生活スタイルの変化などから茶葉の需要が減少していて、販路の拡大が大きな課題となっています。
ツアーでは日本茶インストラクターが入れたお茶を飲み比べる利き茶体験もあり、参加した人たちは丹波篠山茶の魅力を体感していました。
茶摘み体験は終了していますが、6月からは3人以上の予約があれば、毎週金曜日に衣装の貸し出しや茶畑での写真撮影などを続けていくということです。