神戸市中央区の神戸アンパンマンこどもミュージアムで、職員を対象にした護身術訓練が行われました。
営業を終えた神戸アンパンマンこどもミュージアムではおよそ30人が参加して訓練が行われ、生田警察署から派遣された女性警察官が不審者に扮した男性警察官を相手に技を披露しました。
施設に勤めるおよそ9割の職員が女性だということで力を使わず手のひらの動きなどで不審者を撃退する簡単な護身術がレクチャーされました。
訓練を行った生田警察署の仲西勇雄生活安全第一課長は「全国的に女性や子どもへの被害が後を絶たない状況にある中、とっさに対応できるすべを学んでもらい被害を防いでいきたい」と話しました。
兵庫県警は依頼に応じて護身術の訓練を行っているということで防犯意識を高めてほしいとしています。