梅雨入りを前に兵庫県芦屋市で5月17日、集中豪雨などによる水害を想定した水防訓練が行われました。
この訓練は、梅雨から夏場にかけて予想される長雨や集中豪雨に伴う河川の増水に備えようと芦屋市が実施したもので、市の職員をはじめ、消防隊員や消防団員などおよそ80人が参加しました。
訓練は、伊藤舞市長が水防本部長を務め、台風による連日の雨で河川が増水したとの想定で行われ、はじめに近くの住民らに向けて避難を呼び掛けました。
このあと、参加者は海岸を河川敷に見立ててスコップで袋に砂を詰めていき、およそ500個の土のうを長さおよそ20メートル、高さおよそ60センチまで積み上げていました。
芦屋市は、今後も梅雨や台風などの水害に備えて訓練を重ねていきたいとしています。