丹波篠山の夏の風物詩「デカンショ祭」が、2022年は、感染対策を講じながら3年ぶりに開催されることが決まりました。
「デカンショ祭」は、西日本最大級の民謡の祭典として知られ、毎年8月15日と16日に兵庫県丹波篠山市で開かれます。
江戸時代から歌い継がれる「デカンショ節」に合わせ、やぐらを囲む「総踊り」が名物で、毎年およそ6万人が訪れます。
しかし、去年と一昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け総踊りは中止となり、配信などを活用した代替イベントが開かれました。
5月16日、祭りの振興会は総会を開き、今年は感染対策を講じた上で開催に向けて進める方針を固めました。
総踊りの参加を登録制にしたり、露店の数を減らしたりして、来場者の密集を避けるということです。