■チーム初の代表登録
日本バレーボール協会は3月31日、2022年度女子日本代表の登録メンバー39人を発表し、ヴィクトリーナ姫路から、ミドルブロッカーの佐々木千紘(ささき・ちひろ 秋田県出身 東京女子体育大 175cm 24歳)と、リベロの花井萌里(はない・もえり 東京都出身 日体大 167㎝ 25歳)の2人が選出された。
ヴィクトリーナ姫路から代表登録選手が選ばれたのはチーム創設以来初めて。
2人は4月から代表合宿に参加したが、5月開幕のFIVBネーションズリーグには招集されなかった。
2人に今後の目標などを聞いた。
■レベルの差を痛感
Q.初合宿の感想は?
佐々木「緊張感があり、レベルの高さに圧倒されたが刺激になった」
花井「特にサーブレシーブでレベルの差を感じた。学ぶことも多かった」
Q.登録された感想は?
佐々木「まさかと思った。登録の理由は、トスがずれても決め切る所?」
花井「嬉しかった。登録の理由は、サーブレシーブの範囲が広いこと?」
Q.今後の目標は?
佐々木「いつでも代表に呼んでもらえるよう準備をしていきたい」
花井「今後も招集されるチャンスはあると思う。学んだことを力にしていきたい」
■中谷監督が退任
ヴィクトリーナ姫路は5月8日、ホームのヴィクトリーナ・ウインク体育館で、
今季の応援に感謝する「ファン感謝DAY」を開いた。
中谷宏大(なかや・こうだい)監督が、「成績は期待に沿えなかったが、応援ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
そしてアウトサイドヒッター脇田美怜(和歌山県出身 25歳)と、リベロ福井愛加(洲本市出身 24歳)の退団が発表された。
姫路は今季11位と、昨季より順位を1つ落としたが、V2との入れ替え戦に勝ってV1残留を決めた。
翌9日、姫路は中谷監督の退任を発表した。
中谷監督は、竹下佳江初代監督の後を受けて、2020年から2季、監督を務めた。
(浮田信明)