2022年05月14日(土曜日) 23:17 文化・スポーツ

【INAC神戸】国立競技場でホームゲーム、大竹七未氏「ここは特別な場所」

  • (左)大竹七未氏、(右)朴康造氏

■WEリーグ第21節

INAC神戸レオネッサ 0-1 三菱重工浦和レッズレディース/国立競技場
 
女子プロサッカーWEリーグで優勝を決めたINAC神戸は5月14日、初めて国立競技場でホームゲームを開催し、2位浦和と対戦した。
 
サンテレビは、元なでしこジャパンFWの大竹七未氏(現INAC神戸スクールコーチ)と、元ヴィッセル神戸MF朴康造氏(現INAC神戸テクニカルアドバイザー)のダブル解説で試合を生中継した。
 

■国立競技場での試合

大竹氏:「選手にとって貴重な機会。幸せを感じながらプレーできると思う。
(自分も)ワクワクするし、特別な思いでプレーした。
きょうの試合のために、他のクラブのスタッフも協力して、リーグ全体で準備した」
 

■今季INACの強さ

(WEリーグ初年度の今季、INAC神戸は開幕から無敗で突き進み、前週に優勝を決めた)
 
大竹氏:「今年のINACは、いい流れでなくても負けない強さがある」
 
朴氏:「後ろの連携が素晴らしく、ビルドアップ力が高い」
 

■田中のシュートはポスト

 
(前半29分、得点ランキング2位のINAC神戸・田中美南がフリーでボールを持ちゴール前へ)
 
湯浅明彦アナ:「田中、10得点目なるか、シュート!、ポスト!」
 
大竹氏:「落ち着いて(相手ディフェンスを)かわしたんですけど、もしかしたら、もらったという若干の油断があったかもしれないですね」
 

■ベテラン安藤が先制

(前半41分、浦和は、2011年W杯優勝メンバー・39歳の安藤梢が先制ゴールを決めた)
 
大竹氏:「安藤選手は100%では蹴ってない。しっかりと抑えて、コースを狙う冷静さ。素晴らしかった」
 

■GK山下の闘志

(後半26分、INAC神戸は中島依美のファウルでPK献上。
日本代表GK山下杏也加が、浦和・菅澤優衣香のシュートに飛びついた)
 
湯浅アナ:「キッカー菅澤、現在、リーグトップの12得点。
……止めたあ!」
大竹氏:「ナイスキーパー!」
朴氏:「すごいですね!」
 
大竹氏:「山下選手の気持ちの強さ、反応の速さ、弾き出した時のコース、素晴らしいです。…これはINAC、点取んなきゃダメですよね。
山下選手、リーグ最中でもINACのスクールに教えに来てくれたり、姿勢が素晴らしい」
 
(結局、INAC神戸は得点を奪えず、今季2敗目。通算成績は15勝2分2敗)
 

■観客増やしたい

(観客はリーグ最高の1万1763人を数えた)
 
大竹氏:「優勝が決まっているのに、これだけ人が入ってくれた。みんなの努力ですね」
 
(今後のWEリーグについて)
 
大竹氏:「もっと観客数を増やしたいが、それには、なでしこジャパンの活躍が直結する。
選手のサッカーに対する意識は上がっているので、あとはどれだけファンの方が見に来てくれるかにかかっている。ぜひよろしくお願いします(頭を下げる)」 
 
朴氏:「きょうの試合が(女子サッカーに興味を持つ)きっかけになればいいですね」
・・・・・・・
INAC神戸は次週5月22日にアウェイで大宮と戦い、WEリーグ初年度の全日程を終える。
(浮田信明)

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