兵庫県の斎藤知事は、新型コロナウイルスについて、6月から国内で4種類目となる新たなワクチンの接種を始めると発表しました。
県によりますと、兵庫県内での3回目のワクチンの接種率は、20代と30代については30%台前半、47都道府県で44位と、低い水準が続いています。
こうした中、斎藤知事は11日の定例会見で、ワクチン接種を促進するため、6月1日から国内で4種類目となる武田薬品製のワクチンの接種を始めると発表しました。
このワクチンは、「組み換えタンパクワクチン」と呼ばれるもので、ファイザーやモデルナ製のいわゆる「mRNAワクチン」に対しアレルギー反応が出た人でも接種が可能だということです。
武田薬品製のワクチンは、神戸市内の医療機関と姫路市の大規模接種会場で接種を行うということです。