コウノトリの義足の製作を、共同で行ってきた兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園と三田市内の医療専門学校が連携協定を結ぶことになり、11日調印式が行われました。
県立コウノトリの郷公園と神戸医療福祉専門学校三田校は2021年、片脚を失ったコウノトリのために手作りの義足を共同で製作したのをきっかけに現在も協力してコウノトリの支援を行っています。
両者は今後も脚の調子の良くないコウノトリの装具の開発などに連携して取り組むとして11日調印式を行い、園長と校長がそれぞれ協定書にサインしました。
また、国内最高齢の37才で左脚の先が不自由なオスのために、現在両者が協力して装具を製作し、リハビリを行っていることも発表されました。
郷公園と専門学校は、「人と動物の共生のために、医療関係者や研究者らが連携して、研究開発に取り組みたい」としています。