スポーツを通じて障害や多様性を理解し夢や希望を持つことの大切さを伝えようと、兵庫県神戸市の中学校でパラリンピックのメダリストによる特別授業が開かれました。
神戸市立友が丘中学校で行われた特別授業。講師は、三木市出身でアテネパラリンピックの1600mリレー銅メダリスト永尾嘉章さんです。
授業では競技用車いすに乗って時速何キロメートル出るかに挑戦。 最高記録は「大人」ではなく、女子生徒の22.3キロ。 一方、永尾さんは…。 大声援の後押しで、47.6キロ。 さすが日本人最多、パラ7回出場のレジェンド!貫禄を見せました。
体験授業の後の講演で永尾さんは、2年後に神戸で開かれる世界パラ陸上についてや思いやりの心を持った共生社会の大切さを語っていました。