「パソコンがウイルスに感染」電子マネーカード105万円分被害

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5月9日午後、兵庫県明石市に住む60代の男性が、パソコン画面に出てきたメッセージを通して、「電子マネーカードで105万円分をだまされた」と警察に届け出ました。警察は、詐欺事件として調べています。

警察によりますと、5月6日、明石市に住む60代男性のパソコンのモニター上に、「パソコンがウイルスに感染しました。 対応するには下記の電話番号にすぐ連絡してください」などの警告画面と、「050」で始まる電話番号が表示されました。

男性がこの番号に電話をかけると、相手の男は、「遠隔操作でパソコンを修理するので、その費用が5万円になる。支払いについては電子マネーで支払ってください」と話したということです。

男性は、コンビニで電子マネー5万円分を購入し、カードに記載された番号を相手の男に伝えましたが、「コード番号がブロックされた」「後日返金する」などと言われ、繰り返し電子マネーを購入するように求められました。

5月6日から8日にかけて男性は、合わせて13回105万円分を購入、そこで「だまされた」と気づき、警察に届け出たということです。

警察は、「電子マネーカードなどを購入させる行為は、絶対に詐欺なので、警察に相談してください」と注意を呼び掛けるとともに、詐欺事件として調べています。

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