兵庫県警は9日、兵庫県内でドラッグストアを運営する企業を対象にした万引の対策会議を開きました。
県警本部で開かれたドラッグストアの万引対策会議には、窃盗や外国人の犯罪を捜査する警察官をはじめ、県内10社のドラッグストアの防犯担当者が参加しました。
県警によりますと、2021年1年間の万引の認知件数は、4144件で、このうちのおよそ13%にあたる557件は、ドラッグストアで発生していて、被害総額はおよそ1240万円に上るということです。
9日の会議は、およそ1時間行われ、現在の犯罪情勢や万引されにくい店づくりなどについて、意見を交わしたということです。
兵庫県警は、今後もドラッグストアと情報共有を行い、万引の防止に努めるとしています。