姫路城やヨーロッパの歴史ある町並みなどを描いた近代画家たちの作品を集めた企画展が兵庫県姫路市の美術館で開かれています。
姫路市の三木美術館で開かれているのは、企画展「建物のある風景」です。 建物から歴史や人々の暮らしを感じ取ってもらおうと、会場には、国宝・姫路城をはじめ、ヨーロッパの町並みを題材にした絵画などおよそ20点が並びます。
大阪出身の洋画家でフランス・パリを制作の場としていた佐伯祐三の作品は、 病気のため、一時帰国したわずかな期間に東京・新宿を描いたもので、主にパリの街角などを描いた佐伯による日本の風景画は珍しいということです。
この企画展、姫路市の三木美術館で5月29日まで開かれています。