丹波市市島町の白毫寺では九尺ふじが見頃を迎えています。
ゴールデンウイーク期間中は参拝客などの受け入れを停止しネット上で開花状況を配信しています。

薄紫色の花のシャワーが降り注いでいるようなあでやかな光景。
兵庫県丹波市の白毫寺はおよそ120メートル続く「藤棚」を目当てに例年多くの観光客が訪れるなどふじの名所として知られています。

白毫寺のふじは通常のふじよりも花の房が長いことから「九尺ふじ」と呼ばれています。

現在、見頃を迎えていますが、新型コロナウイルス対策のため4月29日から5月15日までは参拝客、花見客ともに境内への立ち入りが禁止に。
例年ふじの花の見頃に合わせて開催される「藤まつり」は3年連続で中止となりました。

白毫寺の副住職・荒樋潤秀さんは見頃を迎えた藤棚を多くの人に見てもらおうと写真に収めネットで配信していて「コロナ禍で外出を自粛されている方も多くいると思いますのでそういった方たちに少しでも心の潤いを与えられるように写真をアップしていきたいと思っています」と話しました。

白毫寺のふじはフェイスブックで配信され、寺のホームページからアクセスすることができます。