姫路市議会の男性市議が不当要求行為を繰り返していた問題を受け、兵庫県姫路市と市議会が設置した共同協議会の会合が開かれ、再発防止策について話し合われました。
この共同協議会は、議員による不当要求行為の再発を防ぎ、威圧的な言動に屈しない組織づくりを目指そうと、姫路市と市議会が4月7日に設置しました。
姫路市では、白浜地域の公共事業を巡る松岡広幸市議の威圧的な言動などが不当要求行為と認定され、松岡市議は威力業務妨害の疑いで神戸地検に書類送検されました。
2回目の会合となった26日は、市職員と市議およそ10人が出席し、議員に対応した際の記録を早期に作成することを徹底するほか、不当要求行為に対する実務的な職員研修を行うことなどについて話し合いました。
この共同協議会は今後、月2回程度開かれるということです。