神戸電鉄粟生線が今月、開通70周年を迎えたことを記念して、三木市立みき歴史資料館で、粟生線の歴史を振り返る企画展が開かれています。
神戸市北区と小野市を結ぶ神戸電鉄粟生線は、1952年に小野ー粟生間が開通して現在の粟生線になりました。
会場には粟生線だけでなく神戸電鉄の前身である神戸有馬電気鉄道など、神戸市北区から三木市、小野市に至る鉄道整備の歴史を伝える資料や写真およそ200点が展示されています。
粟生線の利用者数は1992年をピークに減少していて、一時は廃線も検討されましたが、現在は沿線自治体が協力して利用促進を進めています。
企画展では、全長15㍍の模型用レールを設けて、粟生線を走る列車のミニチュアを走らせるコーナーも日時限定で設けられています。
この企画展は三木市立みき歴史資料館で6月26日まで開かれていて、鉄道模型の走行会は5月3日から5日まで実施されます。