神戸商船三井ビル 竣工100年を記念して報道関係者向けの内覧会

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神戸の旧居留地を代表する歴史的建築物「神戸商船三井ビル」が4月で竣工から100年を迎え、20日、報道関係者向けの内覧会が行われました。

「神戸商船三井ビル」は、商船三井の前身である「大阪商船」の神戸支店として1922年に建設されました。日本を代表する建築家渡辺節さんが設計し、地上7階地下1階の建物は当時、最新鋭の高層ビルとして注目を集めました。

20日は竣工100年を記念して報道関係者を招いた内覧会が行われ、現在もオフィスとして使用されている建物の内部が公開されました。

レバーで運転を行う手動式のエレベーターからは、時代と技術の進歩を感じ取ることができます。このほか廊下のタイルや各階から郵便物をポストに入れることのできるメールシュートなど100年前の美しいデザインや技術は当時のまま残されています。

神戸商船三井ビルでは、竣工100周年を記念して4月21日から5月末まで、普段は非公開のエントランスを一般公開する予定だということです。

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