横断歩道での交通事故を防ぐため白線が薄くなっている場所を補修する専門チームが、4月、兵庫県警に立ち上げられました。
神戸市中央区の大安亭市場の前にある白線が消えかかった横断歩道。 信号もなく、道幅が狭いにも関わらず、多くの車や歩行者が行き交います。
4月、兵庫県警に発足した「機動補修班」は、再任用の警察官6人で構成され、横断歩道での交通事故を防ごうと、市民から寄せられた情報をもとにすり減った白線の応急補修を行います。
県警によりますと、県内にはおよそ4万6000カ所の横断歩道があり、このうちの35%で補修が必要だということです。
19日は、5人のメンバーが、スプレーを使って、素早く塗り直していました。
兵庫県警は、今後も緊急性の高いところから、順次補修していくとしています。