淡路市の県立病院の元総務部長ら2人がパソコンの購入をめぐり経理上のミスを隠ぺいしようとうその書類を作成したなどとして停職3カ月の懲戒処分を受けました。 懲戒処分されたのは、県立淡路医療センターの元総務部長の男性と元経理課長の女性です。
県によりますとセンターは、2020年12月、パソコンの購入をめぐり、本来なら入札が必要な契約だったにもかかわらず、間違って随意契約を行い、パソコン30台を250万円で購入しました。 納品後、誤りに気付いた2人は5つの業者に書類を提出させて入札があったように装ったほか、監査でばれないよう複数の書類を破棄したということです。
この問題を受けて県の調査チームは、「その場しのぎの考えと、モラルの低さが背景にあった」と結論付けていて、県は、刑事告発はしない方針です。