男子バレーボールVリーグ2部（V2）が今季全日程を終え、兵庫県を本拠地とする唯一のVリーグ男子チーム・兵庫デルフィーノ（所在地：尼崎市）は13勝15敗で15チーム中7位に食い込み、V2残留を決めた。

13勝はチームとして過去最高の勝利数。昨季の2勝18敗（11チーム中10位）から大きく成績を伸ばし、V3との入れ替え戦も免れた。

突出した得点源はいなかったが、リベロの森愛樹（市尼崎高-近大）がサーブレシーブ成功率77.2%でサーブレシーブ賞を獲得。チーム全体でもリーグ2位のサーブレシーブ成功率をマークした。

今季の男子V2は、15チームのうち11位以下がV3へ自動降格するサバイバル戦だったが、「チーム方針としてサーブとブロックが確立された」（西澤岳キャプテン）ことが兵庫デルフィーノの躍進につながった。
来季はV2上位を目指す！
（浮田信明）