兵庫県知事が但馬2市長と面談 特別支援学校の統合計画巡り

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但馬地域の2つの特別支援学校を来年春に統合する計画を巡り、豊岡市の関貫市長と養父市の広瀬市長が13日、兵庫県庁を訪れ、斎藤知事に「結論ありきではなく時間をかけて検討してほしい」などと要望しました。

4月13日午後、豊岡市の関貫久仁郎市長と養父市の広瀬栄市長が兵庫県庁を訪れ、但馬地域の2つの特別支援学校の統合計画を巡って斎藤知事と意見交換しました。

県教育委員会は2022年2月、少子化などを理由に県立豊岡聴覚特別支援学校と県立出石特別支援学校を2023年4月に統合する計画を公表しましたが、保護者らから不安の声が上がり、計画の見直しを求める署名活動も行われています。

関貫市長と広瀬市長は「通学や校舎利用の課題もある上、利用者の気持ちも踏まえてほしい」「結論ありきではなく丁寧に時間をかけて検討してほしい」などと斎藤知事に要望しました。
斎藤知事も「準備期間が1年では短すぎる」という認識を示していて4月13日の定例会見で「もう1年、時間をかけて丁寧に合意形成を図っていきたい」と述べました。

斎藤知事は来週にも学校を訪れ、学校関係者や保護者と意見交換する予定です。

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