2022年04月13日(水曜日) 21:48 地域・まち

JR西日本社長 福知山線脱線事故から17年を前に「重大な事故を2度と発生させない」

4月25日でJR福知山線脱線事故から丸17年を迎えるのを前に13日、JR西日本の長谷川社長は、「重大な事故を2度と発生させない」と再発防止に努めることを改めて誓いました。

JR西日本の長谷川一明社長は、13日の定例会見で、乗客ら107人が亡くなった、JR福知山線脱線事故から、4月25日で丸17年となるのを前に、改めて被害者に謝罪し、安全への決意を述べました。
また、会見では、4月11日に初めて公表されたJR西日本の利用者が少ないローカル線の収支に関しての質問が集中しました。

JR西日本によりますと、兵庫県に関連する4路線6区間を含む17路線30区間で、2017年度から19年度平均の営業損益が赤字だったということです。
兵庫県内では、山陰線の城崎温泉駅と浜坂駅を結ぶ区間で、最も赤字額が多く、3年間の平均で11億8000万円に上るということです。

今回、赤字路線を公表した理由について、JR西日本は、「廃線を前提にはしていない」とした上で、「現在ローカル路線が置かれている状況を、利用者に理解してもらい、地域住民と共に課題解決策を探すため」としています。

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP