加西市が旧日本海軍の鶉野飛行場跡に建設していた平和学習施設「soraかさい」が完成し、13日、竣工式が行われました。竣工式には加西市の西村市長らが出席し、完成を祝いました。
「soraかさい」は実物大の戦闘機模型を2機展示していて、平和について学ぶことができる施設です。
「紫電改」は、飛行場の近くにあった工場で組み立てられていた戦闘機です。
「九七式艦上攻撃機」は今回新たに製作されたもので、第二次世界大戦末期にパイロットの養成や特攻機として使用されました。
このほか、飛行場を所管していた姫路海軍航空隊の終戦までの歴史を映像で紹介するコーナーや、鶉野に関する貴重な写真や当時の兵士の飛行服なども展示しています。
「soraかさい」は4月18日にオープンし、混雑を避けるため当面の間事前の予約が必要です。