兵庫県警の男性警部が拳銃の実弾を一時紛失 通行人が拾い持ち帰る

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  • 男性警部が実弾入りの袋を落とした交番

兵庫県警の男性警部が、一時、拳銃の実弾を紛失していたことが分かりました。
実弾は通行人が拾って自宅に持ち帰っていましたが、その後回収されました。

兵庫県警によりますと、実弾を紛失したのは兵庫県西宮市にある甲子園署の地域課に勤務する男性警部(44)で、4月7日午前、拳銃と袋に入った実弾を受け取り、交番を巡回する業務にあたっていました。

8日午前、袋を紛失したことが分かり探したところ、男性警部が巡回した交番の防犯カメラに、路上に落ちた袋を通行人が拾って立ち去るようすが映っていたということで自宅を特定し、紛失からおよそ24時間後に回収しました。

通行人は「実弾とは思わなかった。何かあれば届けるつもりだった」などと話したということです。

県警では、拳銃を受け取った時に実弾を装填することにしていますが、男性警部はこれを怠ったということで、甲子園署は「拳銃の取り扱いについて指導を徹底したい」とコメントしています。

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