奇妙なものをテーマに世界各地の建築物や自然風景などを撮影してきた写真家・佐藤健寿さんの作品展が、兵庫県西宮市で開かれています。
西宮市の美術館では、写真家の佐藤健寿さんが58の国々をめぐって世界各地の「奇妙なもの」をテーマに撮影した作品およそ200点が展示されています。
ロシア北部の先住民族の写真には、トナカイの肉を囲んだ家族の生々しい食事の瞬間が切り取られています。
また、北朝鮮の一糸乱れぬマスゲームの写真は、その細部の一つ一つがひとり一人の人間であることに驚かされます。
このほか、会場には、佐藤さんがヘリコプターに乗って上空から撮影した芦屋や神戸の写真も展示されています。
写真家・佐藤健寿さんの作品展は、6月5日まで西宮市大谷記念美術館で開かれています。