特定外来生物に指定されている南米原産のアルゼンチンアリが伊丹空港で繁殖していることがわかりました。
伊丹空港の敷地内や隣接する伊丹スカイパークなどで見つかったのは、特定外来生物に指定されている南米原産のアルゼンチンアリです。
伊丹市によりますと、去年12月、伊丹市昆虫館の敷地内で館の職員がアルゼンチンアリを発見し、その後、周辺を調査したところことし2月25日に伊丹空港の制限区域内で1万匹以上のアルゼンチンアリが確認されたということです。
すでに駆除のため薬剤を散布していて利用者や空港の機材などに被害はないということです。
アルゼンチンアリは体長およそ2・5ミリで毒はなく人体に影響はありませんが、県内では神戸市や明石市などでも生息が確認されています。
伊丹市は、「気付かずにいると家の植木鉢などで増える可能性がある」として注意を呼び掛けています。