短期間での餅の製造量で日本一を誇る六甲アイランドのコープこうべの食品工場が老朽化などを理由に2025年3月末で閉鎖されることが分かりました。
コープこうべの六甲アイランド食品工場は年末になるとおおみそかまでの7日間でおよそ240トン、420万個もの餅が作られ、短期間での製造量では日本一を誇るなどこれまで京阪神の正月を支えてきました。
しかし、稼働から35年目を迎え施設の老朽化のほか、2019年度で製造品の実績が赤字に転落していることなどから、閉鎖を決め、新たな食品工場の再建も行わないということです。
今後は、食品工場の生産品の出荷高の半分ほどを日本生活協同組合連合会と共同開発する方針で工場で働く従業員276人に関しては、希望すれば本社などへの転籍を進めるということです。