3月15日に新型コロナウイルスに感染したことが分かり、自宅療養していた兵庫県の斎藤知事が28日、2週間ぶりに復帰しました。
斎藤知事は28日午前、延期になっていた県議会の予算特別委員会に出席し、委員や県議会議長らに頭を下げました。
斎藤知事「委員や関係の皆さまにご迷惑ご心配をお掛けしたことを改めておわび申し上げます。誰もが感染するからこそワクチンの追加接種・経口薬などの早期普及、感染症法上のコロナの位置づけをどうあるべきか、しっかり議論し対策を進める必要がある」 斎藤知事は冒頭で陳謝した上で、「感染者が発熱や咳に苦しみながら職場や学校、家族に影響を与えて大変つらい思いをすることも分かった」などと語った他、「SNSなどでの感染者への誹謗中傷は決して許されるものではない」と訴えました。
県議会は3月24日までの予定だった定例会の会期を30日まで延長することを決めています。