神戸ワイナリーが販売した桃のリキュール
神戸ブランデーSUPREME
食品ロスを減らそうと特産品の桃を使ったリキュールを兵庫県神戸市のワイナリーが限定で販売したところ、わずか5日で完売しました。
完売したのは、「桃のリキュール」。 一般財団法人神戸農政公社が運営する神戸ワイナリーが3月1日、1本2000円で限定100本の販売を始めました。
神戸市西区で栽培されたモモは、甘く香り高いことから人気ですが、どんなに気を付けていても、小さな傷が入るなど流通できない規格外品となってしまうため、消費者へ届かないモモの取り扱いが課題です。
販売から5日で完売した桃のリキュールは、神戸ワイナリーの技術の粋が詰まっていて、国内外で高い評価を得ている「神戸ブランデーSUPREME(シュプリーム)」を熟成させる前のホワイトブランデーをベースにしています。
一般財団法人神戸農政公社ワイン事業部 松本紀之主任は「食品ロスをなくしないなという気持ちはありましたので、こういったもので、使えるものはどんどん使っていく。
いいものができて消費者が喜んで、農家が喜んでもらえたら、それが1番うれしい。」と話しています。 神戸ワイナリーでは、2022年の夏に収穫するモモを使って、桃のリキュールを造り、2023年3月の販売を計画しています。