2022年03月26日(土曜日) 21:58 地域・まち

4年前に解散「あすの会」が再結成 犯罪被害者への補償求め

2018年に解散した全国犯罪被害者の会が、補償制度の確立などを求め再び結成され、きょう創立大会が開かれました。

東京都内で開かれた「新あすの会」の創立大会は、1997年の神戸連続児童殺傷事件で息子を殺害された土師守さんを始め、兵庫県からも関係者が出席しました。

2000年に結成した全国犯罪被害者の会・通称あすの会は、犯罪被害者等基本法の制定や、刑事裁判への被害者参加制度など被害者の権利確立に取り組み、2018年に活動を終え解散していました。

しかし、被害者への補償などがいまだ不十分だとして改めて会が結成され、加害者に代わって国が補償金を支払う制度や、被害者に関する施策を統括する「犯罪被害者庁」の設置を訴えていくことを確認しました。

新あすの会は、被害回復制度を確立し被害者が再び平穏な生活を送れるよう、国に対して要望を行っていくということです。

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