メールの添付ファイルを開くと感染するコンピューターウイルスが、「兵庫県警察サイバー犯罪対策課」を装って送信されていたことがわかりました。警察は注意を呼び掛けています。
メールの添付ファイルを開くと感染するコンピューターウイルス「エモテット」は、盗んだメール内の情報を使い、勝手にファイルを送り付けるのが特徴です。
警察によりますと、3月18日に、エモテットとみられるメールの差出人名に、「兵庫県警サイバー犯罪対策課」が使用され、神戸市消費生活センターや金融機関の関連団体などに送られたということです。
メールを受け取った担当者が、添付ファイルを開かなかったため被害はありませんでした。
警察は、「身に覚えのないメールの添付ファイルは開かず、差出人とあわせて送信元のアドレスも確認して欲しい」などと注意を呼び掛けています。