2022年03月18日(金曜日) 18:26 選挙

20日投開票の西宮市長選 現職と新人2人が立候補を表明

任期満了に伴う西宮市長選挙があさって告示されます。
これまでに現職と新人2人が立候補を表明していて3人による争いとなりそうです。

現職の石井登志郎さんは去年11月、再選を目指して市議会で立候補を表明しました。

石井さんは2009年の衆議院選挙に民主党公認で立候補し、初当選。議員を1期3年務めました。

2018年の市長選で初当選を果たすと退職金ゼロや月額給与のカットなどを実現。
先月、2期目の政策として医療費の無償化を「所得制限なく18歳まで」に拡充することなどを発表しました。

今月、行われた石井さんの街頭演説会には
尼崎市と芦屋市、それに、宝塚市と川西市の4人の市長が駆けつけました。
参加した市長らは阪神間の自治体の連携の深さをアピールし、石井さんへの支援を呼びかけました。

一方、元兵庫県議で日本維新の会公認の増山誠さんは去年12月に立候補を表明しました。

会見で、増山さんは「西宮を子育てナンバーワンの都市にしたい」と意気込みを語りました。

日本維新の会をめぐっては、去年4月の宝塚市長選挙で公認候補が僅差で落選したものの去年の衆議院選挙では、宝塚や伊丹などをエリアとする小選挙区で候補者が当選したほか擁立した候補者全員が当選し躍進しました。

維新が県内の市長選で公認候補を擁立するのは今回で4度目。
増山さんは阪神間の4人の市長が石井さんへの支持を鮮明にしたことについてこう話します。

西宮市長選で県内初の党公認の市長誕生を狙う日本維新の会。
増山さんは街頭を通じて「維新の改革」を訴えます。

一方、告示まで10日をきった今月11日に無所属での立候補を表明したのが元兵庫県議の吉岡政和さんです。

吉岡さんは、これまでに西宮市議や兵庫県議を務め前回の西宮市長選挙では自民と公明の推薦を受けて立候補しましたが、108票差で現職の石井さんに敗れました。

今回は保守系の一部の市議が吉岡さんを支持していて吉岡さんは「野合」でも「維新」でもない市民が主役の選択肢を作ると話します。

今月14日、西宮青年会議所が主催した立候補予定者の公開討論会が開かれ、3人がまちの理想像や教育・子育て支援策などについて政策を語りました。


また、討論会の後半では、3人が互いに質問を投げかけました。

石井氏から増山氏へ財源について、増山さんは石井さんに対し、市役所改革について質問しました。

吉岡さんは増山さんに維新流の政治について尋ねました。
吉岡氏から増山氏へ維新政治を?

西宮市長選挙は今月20日告示、27日に投開票されます。

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