兵庫県の姫路市と姫路市教育委員会は3月16日、市議会議員による一連の不当要求事案に関する事務処理を行ったとして、職員合わせて6人を厳重注意などの処分にしました。

姫路市議会の松岡広幸議員は市の入札や事業を巡って職員に威圧的な言動を繰り返し公正な職務を妨げる「不当要求行為」を行ったと認定され、2022年2月に威力業務妨害の疑いで刑事告訴されています。

姫路市は松岡市議の不当要求事案に関連して、適正な手続きに基づかない予算の増額を行うなどの事務処理をしたとして、16日職員3人を厳重注意としました。

また、市教育委員会は同じく不適切な事務処理を行ったとして職員2人を訓戒に、管理監督者1人を注意処分にしています。