3月13日に93歳で亡くなった元芦屋市長の北村春江さんの告別式が16日、芦屋市で営まれました。
元芦屋市長の北村春江さんは、全国初の女性市長として1991年に初当選し、2003年までの3期12年を務めました。
1995年の阪神淡路大震災では、自宅が全壊するなど自身も被災する中、市役所に泊まり込んで陣頭指揮に当たり、その後も復旧・復興に力を注ぎました。
告別式の会場には、市長として活躍した当時の写真や、芦屋市災害対策本部と刻まれた防災服なども展示され、参列者がその功績を振り返っていました。
訪れた人たちは、阪神間で女性市長が誕生する礎ともなった北村さんの死を悼んでいました。