神戸市立須磨海浜水族園で、魚の頭の中にある耳石(じせき)を紹介する特別展が開かれ、話題を集めています。
須磨海浜水族園の大水槽前で開かれているのは魚の耳石を集めた特別展です。「耳石」とは魚の頭の中にある炭酸カルシウムでできた器官のことで、音や平衡感覚を感知し生きるうえで重要な役割を担います。
1年ずつ年輪のように大きくなりますが、全長90センチもあるアカマンボウの耳石は数ミリで魚の種類ごとに大きさも形も異なります。
会場では飼育員の上野洸史郎さんが個人で集めた500を超えるコレクションから選りすぐりの20種類が展示されています。
また展示スペースには、耳石のカプセル自販機も設置されていて補充するのも大変なほど人気だということです。
魚の耳石に注目した特別展は4月3日までの開催となります。