2022年03月05日(土曜日) 20:59 地域・まち文化・スポーツ

【Vリーグ】兵庫デルフィーノ、残留へ前進 過酷なサバイバル戦

  • 兵庫デルフィーノのメンバー 前列右から3人目が1西澤岳キャプテン/兵庫デルフィーノ提供

  • 27森愛樹/兵庫デルフィーノ提供

  • マイケル・ボセンス監督/兵庫デルフィーノ提供

  • V2男子順位表(9、10位は入れ替え戦へ。11位以下は自動降格)

・デルフィーノ(中止)トヨタ自動車/2月26日
・デルフィーノ3-2東京V/2月27日

■死闘制す

男子バレーボールVリーグ2部(V2)兵庫デルフィーノ(チーム所在地:尼崎市)は2月27日、
西脇市総合市民センターで東京ヴェルディと対戦した。

第1、第3セットをデルフィーノが、第2.第4セットを東京Vが互いに奪い、決着は最終セットに持ち込まれた。

最終セットも激しい点の奪い合いとなり、14-14のデュースに。
デルフィーノは持下瑞貴(鳥羽高-甲南大)のアタックで15-14と2度目のマッチポイントを握り、最後は相手の攻撃ミスで今季8勝目を挙げた。

■戦術が確立

デルフィーノは今年に入って7勝4敗と好調をキープしている。

個人ではリベロの森愛樹(市立尼崎高-近大-近畿クラブスフィーダ)がサーブレシーブ成功率77.6%でリーグ1位をマークしている。

好調の要因について西澤岳キャプテン(尼崎稲園高-大産大)は「チーム方針としてサーブとブロックが確立され、それを守り続けていること」を挙げる。

またマイケル・ボセンス監督は「新しい戦術が選手の力を最大限に発揮している。さらに、日本で一番熱心に働くコーチ陣がいることも好調の要因だ」と話す。

■最大7チームが降格

Vリーグは、現在15チームで構成されている男子V2を、来季は10チームにすると発表した。

3月末まで行われるリーグ戦の結果、11位以下の5チームはV3に自動降格し、9、10位はV3との入れ替え戦に臨む。
最大で実に7チームがV3に降格するという激しいサバイバル戦だ。

兵庫県を本拠地とする唯一のVリーグ男子チーム・兵庫デルフィーノは現在9位。
あとひと踏ん張りしてV2残留を決めたい!
(浮田信明)

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