・デルフィーノ(中止)トヨタ自動車/2月26日
・デルフィーノ3-2東京V/2月27日
■死闘制す
男子バレーボールVリーグ2部(V2)兵庫デルフィーノ(チーム所在地:尼崎市)は2月27日、
西脇市総合市民センターで東京ヴェルディと対戦した。
第1、第3セットをデルフィーノが、第2.第4セットを東京Vが互いに奪い、決着は最終セットに持ち込まれた。
最終セットも激しい点の奪い合いとなり、14-14のデュースに。
デルフィーノは持下瑞貴(鳥羽高-甲南大)のアタックで15-14と2度目のマッチポイントを握り、最後は相手の攻撃ミスで今季8勝目を挙げた。
■戦術が確立
デルフィーノは今年に入って7勝4敗と好調をキープしている。
個人ではリベロの森愛樹(市立尼崎高-近大-近畿クラブスフィーダ)がサーブレシーブ成功率77.6%でリーグ1位をマークしている。
好調の要因について西澤岳キャプテン(尼崎稲園高-大産大)は「チーム方針としてサーブとブロックが確立され、それを守り続けていること」を挙げる。
またマイケル・ボセンス監督は「新しい戦術が選手の力を最大限に発揮している。さらに、日本で一番熱心に働くコーチ陣がいることも好調の要因だ」と話す。
■最大7チームが降格
Vリーグは、現在15チームで構成されている男子V2を、来季は10チームにすると発表した。
3月末まで行われるリーグ戦の結果、11位以下の5チームはV3に自動降格し、9、10位はV3との入れ替え戦に臨む。
最大で実に7チームがV3に降格するという激しいサバイバル戦だ。
兵庫県を本拠地とする唯一のVリーグ男子チーム・兵庫デルフィーノは現在9位。
あとひと踏ん張りしてV2残留を決めたい!
(浮田信明)