東日本大震災の被災地へ 神戸から「希望の灯り」分灯

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兵庫県神戸市の東遊園地で3月5日、東日本大震災の追悼行事に向けて「希望の灯り」が分灯されました。

阪神淡路大震災の慰霊と復興のモニュメントとして神戸市の東遊園地に灯されている「1・17希望の灯り」は2011年に発生した東日本大震災の犠牲者を追悼するため毎年、被災地に届けられています。

5日は東日本大震災から丸11年となる3月11日に宮城県名取市で営まれる追悼行事に向けて、ひょうごボランタリープラザのメンバーらが灯りをランタンに分灯しました。

発災直後から被災地支援や被災者との交流を続けてきたひょうごボランタリープラザの高橋守雄所長は3月末で退任することが決まっていて、今回が所長として参加する最後の追悼行事となります。

高橋守雄所長は「震災直後の支援が役立ったのか、他に必要な支援がなかったかということを問いかけてみたい。同じ大きな災害を経験した兵庫と東北の方々ですから気持ちは同じ、心を一つにして3.11を迎えたいと思っています」と話しました。

兵庫県からのボランティアは3月10日に宮城県に入り、11日に営まれる追悼行事では、「神戸・心絆」が作った竹灯籠に分灯された希望の灯りがともされます。

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