豊岡市の兵庫県立コウノトリの郷公園で26日、コウノトリの巣作りに挑戦する体験会が開かれました。
この体験会はコウノトリの野生復帰事業に理解を深めてもらおうと県立コウノトリの郷公園が毎年実施しているもので、ことしは豊岡市などから親子連れら14人が参加しました。
参加者は、飼育員からコウノトリの生態や巣作りの方法などについて説明を受け、実際に巣作りに挑戦。
はじめに、はさみやノコギリを使って用意された枝を適当な長さに切り分けました。
このあと切った枝やワラなどの材料を堅いものから順に台に敷き詰め、最後に、足で踏み固めてきれいな皿状の巣を完成させていました。
完成した巣は、飼育コウノトリの繁殖用の巣として使用されるということです。