瀬戸内海に春の訪れを告げるイカナゴのシンコ漁の解禁日が3月1日に決まったと2月24日、発表されました。
去年よりも5日早い解禁となりました。
播磨灘と大阪湾のシンコ漁の解禁日については毎年、それぞれの海域で試験操業が行われたあと、水産技術センターが生育状況を解析して判断していて、その結果、兵庫県はことしの漁を来月1日に解禁すると発表しました。
去年よりも5日早い解禁となりました。
県によりますとイカナゴのシンコは、5年ほど前から深刻な不漁が続いていて、従来、漁獲量は1万トンに上りますが、去年は1467トンにとどまったということです。
県はことしも「不漁」を予想していて、解禁日を遅らせることで操業日数を減らし、少しでも来シーズンに資源を残したいとしています。