東京オリンピックのメダルラッシュから半年。 スケートボードが人気を集める中、神戸・三宮の商店街がボーダーたちの迷惑行為に頭を悩ませています。
1月20日に深夜の神戸三宮センター街1丁目で撮影された映像をみると、スケートボードに乗る若者の姿が映っています。 そしてベンチに車輪をぶつけターンを繰り返します。
2月に入り、すでに11回、複数のグループの迷惑行為が確認されています。 店のシャッターには、無数の傷やへこみがあります。
ある店は、スケートボードがぶつかった衝撃でシャッターがへこみ、一時は開けることができない状態になりました。 修理には20万円の費用がかかり、1月に警察に被害届を出しました。
被害は広い範囲に及びます。 三宮センター街1丁目は、道幅が広く床が滑らかで、深夜でも明るいという特徴があり、10年ほど前から夜間にスケートボードに乗る若者がいたということです。
しかし、スケートボードは道路交通法上「車両」にはあたらないため、警察も取り締まることが難しいのが現状です。
組合は3月中にも商店街の入り口に看板を立て、スケートボードの乗り入れ禁止について周知していくとしています。