・西宮79-64奈良/2月19日
・西宮99-77奈良/2月20日
男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)西宮ストークスは2月19、20の両日、姫路市のヴィクトリーナ・ウインク体育館でバンビシャス奈良と対戦し連勝した。
西宮は昨年暮れからの連勝を「8」に伸ばし、西地区2位をキープした。
■77日ぶりの雄姿
19日の試合。
ケガで昨年12月から欠場していた西宮の得点源、デクアン・ジョーンズ(元NBA)が13試合ぶりに復帰した。
1Q途中で登場したジョーンズは、いきなり3点シュートを成功させ盛んな拍手を受けた。
ジョーンズはその後も軽快な動きで躍動し、計16点を獲得。
ムボジ(元セネガル代表)、ハインズ(アメリカ)と合わせ外国籍選手3人で50点を挙げ、奈良を寄せ付けなかった。
試合後、ジョーンズは観客に「欠場している間、苦しい時もあったがチームメイトが励ましてくれた」と挨拶した。
会見したフィッシャー・ヘッドコーチはジョーンズについて、「体は問題ない。今後、試合をこなしていってリズムをつかんでもらいたい」と期待を込めた。
■今季2番目の高得点
20日の試合。
西宮は各クォーター20点以上を奪い奈良を圧倒した。
日本人選手では、川村(元日本代表)が3点シュート3本を含む15点を挙げて気を吐いた。
■タイトな日程に
コロナ禍で西宮は1月から2月にかけて9試合が中止となった。
このうち代替試合として、3月2日(ホーム福岡戦)、4月6日(アウェイ愛媛戦)、4月20日(アウェイ愛媛戦)の開催が決定した。
また中止されたホーム福岡戦(1月30日分)とホーム香川戦(2月2日分)は、代替試合の設定が難しく「消滅」となった。
代替3試合はいずれも水曜日に開催されるため、週末の既定試合との間隔が短い。
フィッシャー・ヘッドコーチは、「3月、4月はタイトな日程となるが、選手全員が集中していきたい」と語った。
(浮田信明)