2022年02月19日(土曜日) 21:53 地域・まち

「公立化」求める姫路独協大学に 審議会は「公立化は困難」

姫路市に公立化を要望した姫路独協大学について、今後の在り方を検討していた有識者らの審議会は19日、「公立化は困難」とする結論を出しました。

この審議会は有識者らが参加して姫路独協大学の在り方を検討しているもので19日までに4回の会合を重ねてきました。 姫路独協大学は土地と設立資金50億円を姫路市が出資するという全国初の公私協力方式で1987年に開学しましたが、2005年度からは赤字が続き市に公立化を要望していました。

審議会は議論の結果「廃校は極力避けるべき」としたうえで市の財政に与えるマイナスの影響などから「公立大学法人に移行するのは難しく私立大学として存続することが望ましい」とする結論を出し、姫路市の清元秀康市長に答申しました。

答申を受けた姫路市の清元市長は「人をしっかり育てていく地域の中でのアカデミアになるということを原点に返って、今後の在り方について行政も建設的な意見を出せるように頑張っていきたい」と話しました。
姫路市は答申内容を3月、市議会に報告するとしています。

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