5歳から11歳の子どもを対象とした新型コロナワクチンの接種について、兵庫県神戸市は17日、3月1日から接種を開始すると発表しました。
神戸市によりますと、5歳から11歳を対象としたワクチンの接種は3月1日から、市内161カ所の医療機関で実施するということです。
対象となるのはおよそ8万7000人、接種には保護者の同意と立ち会いが必要でファイザー社製の小児用ワクチンを使用します。
また、小児用のワクチンは12歳以上を対象としたワクチンと比べて有効成分が3分の1程度と薬液が異なることから予約時の間違いを防ぐため個別の医療機関での予約に限定するということです。
神戸市では、2022年1月以降の新規感染者のうち、10歳未満が占める割合が、第5波と比べおよそ1・6倍に増加していて基礎疾患がある場合には3月中旬までに予約をしてほしいとしています。