感染者数の急増を受け、神戸市保健所はこれまでと対応を変えて業務にあたっています。 2月16日の神戸市保健所の様子を取材しました。
16日は1793人の感染が確認された神戸市。 第1波から5波までの感染者数はおよそ2万7600人でしたが、第6波だけですでに4万人を超えています。
第5波までは全員に健康状態を聞き取っていましたが、第6波は業務が追いつかず、重症化リスクの高い人を優先して対応にあたっています。
神戸市は感染が収束していた秋の間に第6波の備えを進めていました。現在、他部署の210人が応援職員として保健所で業務にあたっています。
電話がつながりにくい状態が続いていることから、2月4日からは自宅療養フォローアップセンターを設置。 市内にいる2万人以上の自宅療養者の健康相談に応じています。
神戸市保健所によりますと、第6波では、医療スタッフが感染したり、濃厚接触者になったり、子どもの面倒を見るために出勤できなかったりしていて、ベッドが空いていても実際は入院できない状況があるということです。