兵庫県の斎藤知事がまん延防止等重点措置の延長を要請する意向を示す中、県内の観光地への影響が広がり、養父市のスキー場ではキャンセルが相次いでいます。
兵庫県の斎藤知事は2月14日、2月20日までが期限のまん延防止等重点措置について、政府に延長を要請する考えを示しました。
まん延防止等重点措置が延長されることを懸念し、養父市の「ハチ高原スキー場」では、修学旅行やスキー合宿のキャンセルが大幅に増えています。
毎年この時期にかき入れ時を迎え、1日1000人ほどの観光客が訪れますが、主に京阪神地域の小中学校が3月半ばにかけての日程で予約を取りやめていて、ことしは7割〜8割ほど減っているということです。
雪の状態は良いということで、スキー場の関係者らはシーズン終了までは感染防止策を取りながら客を迎えたいとしています。