■40日ぶりの試合
・西宮72-69山形/2月12日
・西宮73-72山形/2月13日
男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)西宮ストークスは、2月12、13の両日、山形県で山形ワイヴァンズと戦い連勝した。
西宮は自チームや相手チームに新型コロナ陽性者が出たため、1月8日の香川戦から連続5カード9試合が中止となった。
西宮は、1月3日の奈良戦白星から1カ月以上のブランクを経て、連勝を「6」に伸ばし、B2西地区2位に浮上した。
■川村が躍動
12日の試合。
終盤まで互角だったが、試合時間残り5分を切った場面でムボジ(元セネガル代表)がバスケットカウント成功。続いてハインズ(アメリカ)が3点シュートを決め、西宮が一気にリードを広げた。
山形も3点差まで迫ったが、残り15秒で川村(元日本代表、前B1三河)がシュートを決めて突き放した。
川村は終始西宮の攻撃の起点となり、18得点4アシストと勝利に貢献した。
■残り3秒、道原決めた
13日の試合も最後までもつれた。
試合終了まで残り1分を切って、西宮が71-70と1点リードしていたが、山形のローソン(アメリカ)に残り5秒でシュートを決められ、71-72と逆転された。
しかし西宮は、キャプテン谷からパスを受けた道原(どうはら)が残り3秒でシュートを決めて再逆転。
山形の最後の反撃を振り切って、西宮が劇的な勝利を収めた。
(浮田信明)