摘み取ったミョウガで一年の吉凶を占う「お茗荷(みょうが)祭り」が2月11日早朝、兵庫県新温泉町の神社で行われました。
日の出前の午前6時。 新温泉町の面沼(めぬま)神社で宮司が境内に自生するミョウガの芽を摘み取ります。
この「お茗荷(みょうが)祭り」は、摘み取ったミョウガの色や形で一年の吉凶や稲の生育などを占うもので、新温泉町で100年以上続く伝統行事です。
ミョウガは通常春に芽を出しますが、面沼(めぬま)神社では、2月ごろに芽吹くことから但馬のA七不思議のひとつに数えられていて、芽がまっすぐ伸びていれば豊作、上の方に光沢があると実りが早いとされています。
祭りが終わると、但馬地域にまもなく春が訪れます。