竹下景子さんが「こども本の森」の名誉館長に就任

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建築家の安藤忠雄さんが手掛け、3月にオープン予定の神戸市の図書館、「こども本の森」の名誉館長に俳優の竹下景子さんが就任しました。

「こども本の森」は、建築家の安藤忠雄さんが「子どもたちにできるだけ多くの本と出会い、豊かな感性を育んでもらいたい」と建設し、神戸市に寄贈する図書館です。

この図書館の名誉館長に俳優の竹下景子さんが就任することになり、2月10日に行われた就任式では久元市長から竹下さんに委嘱状が手渡されました。竹下さんは子どもの頃に好きだったというシートン動物記やファーブル昆虫記など20冊を神戸市に寄贈しました。

建物はすでに完成していて、絵本や児童書、小学生向けの本を中心に1万8000冊が並ぶ予定で、すでに搬入も始まっています。

建設地の東遊園地には阪神淡路大震災の犠牲者らを追悼する「慰霊と復興のモニュメント」が設置されていて、震災を風化させないよう訪れた子どもたちに命の大切さを学んでほしいという思いも込められています。

「こども本の森」は3月25日にオープンを迎えます。

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