感染の拡大は都市部だけではなく、兵庫県北部の但馬地域にも及んでいます。
入院調整などを行う豊岡市にある県の保健所でも業務がひっ迫し始めています。
豊岡でも1月12日から感染者が増え始め、25日は初めて50人を超えました。 保健所では職員が対応に追われていて、26日も受付の電話が鳴り止むことはありませんでした。
豊岡健康福祉事務所によりますと、但馬地域では学校などで子どもが感染し、そのあと家庭内で広がるケースが多く、現在250人ほどが自宅療養していますが、数日熱が出て収まるといった風邪に近い症状がほとんどだということです。
車での移動が多い但馬地域では都市部のような電車などでの密な状況も少ないことから爆発的な流行は考えにくいということですが、高齢者や基礎疾患がある感染者には重症化しないよう入院をすすめているということです。